東京都市大学工学研究科にISPP-1000を納入しました
【お客様:東京都市大学 工学研究科 内燃機関工学研究室】
- 東京都市大学 工学研究科 内燃機関工学研究室では、ガソリンエンジン及びディーゼルエンジンの熱効率向上を目的として、熱エネルギーの冷却(熱)損失メカニズムの解明とその低減法の開発の研究に取り組んでいます。
- 当初、熱流センサ(配線が2m付き)の表面研磨が、ご相談を受けたテーマでした。熱流センサ先端部は、センサ本体はAl合金、センサのホルダはSUS これをエポキシ材で固定。 Rzを0.4~0.2μmに仕上げたいという課題がありました。
- 従来は「手研磨機」を使用されていたため、担当者間の研磨の出来ばえにバラツキがあり、研磨によるバリで電極間でショートしてしまうという問題もありました。IS-POLISHERの商品特長の一つ、「自動低負荷試料作製」により、研磨面の粗さと歪みのない観察面を出せたことが、導入につながりました。
また、即座に研磨面を観察できる顕微鏡付き機能も評価を得ました。 - 今後、エンジン内部で実際に起こっている熱の現象を正確に計測することで、驚異的な技術の高さと、この研究開発の一端を担うIS-POLISERの成果も益々期待されています。
コメントを投稿するにはログインしてください。