第5回 研磨実習体験レポート




「IS-POLISHER」を実際に使用した社員の感想や気づいた点をご紹介したいと思います。
今回はIさんに全自動モデルISPP-3000を使用して試料研磨を行なってもらいました。
試料は3端子レギュレータです。

直観的に操作できるISPP-3000を使用して 初めて研磨しました

最初にIS-POLISHER専用のプレートホルダに直接試料を取り付けます。
ISPP-3000はタッチパネル操作で画面に従って条件を入力するだけなので家電製品を操作する感覚で簡単に試料作製ができます。
また、1μm単位で研磨量設定ができるので、観察面の削り過ぎを簡単に防ぐことができます。

ISPP-3000

3端子レギュレータの研磨事例

目的:面出し
研磨紙:耐水#220
荷重:150g
パターン:はなびら

目的:面出し
研磨紙:ダイヤフィルム30μm
加重:150g
パターン:直線

目的:研磨条痕の削除
研磨紙:ダイヤフィルム9μm
荷重:150g
パターン:直線

目的:研磨条痕の削除
研磨紙:ダイヤフィルム9μm
荷重:150g
パターン:直線

目的:研磨条痕の削除
研磨紙:ダイヤフィルム2μm
荷重:150g
パターン:直線

目的:研磨条痕の削除
研磨紙:ダイヤフィルム0.5μm
荷重:100g
パターン:直線

倍率150倍

目的:研磨条痕の削除
研磨紙:バフBSW 
研磨剤:Baikalox0.1 コロイダルシリカ
荷重:75g
研磨時間:CW→3分 CCW→6分

倍率150倍

目的:仕上げ
研磨紙:バフCSW
研磨剤:コロイダルシリカ
荷重:50g
研磨時間: CW→3分 CCW→3分

今回の試料はチップが傾いている様子が観察できました。
ワイヤー部の組織、ボンディング部の合金層も確認。
満足のいく仕上がりになりました。

使用機能

試料研磨サービスの紹介

お客様の材料や製品の、品質改善や製品開発をサポートする「試料研磨サービス」を行なっています。試料研磨・観察・測定・元素分析を弊社にお任せいただくことで、他の仕事に専念でき、社内の効率化が図れます。

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