「パワーインダクタの断面観察事例」

手研磨による試料作製を自動化しませんか?
誰でも簡単に精密な試料研磨ができる「IS-POLISHER」による多層基板の断面観察事例をご紹介します。

パワーインダクタの断面観察事例

課題

  • 樹脂、金属(Cu)、ガラスエポキシ樹脂のような硬さの違う材料で構成されているパワーインダクタは、硬い材料にあわせて荷重をかけすぎると軟らかい材料が多く削れてしまうので平坦な観察面が出せない。

解決策

  • IS-POLISHERの最大の特長である「低負荷研磨」を実現する「ウェイトキャンセラ」を使用することで、面圧を制御し硬さの違う材料でも平坦な観察面を得ることができます。
  • 傾斜角を調整できる「1軸傾斜ホルダ」を使うことで微細な傾斜角を調整します。
  • 「削り過ぎ防止機能」を使用することでミクロン単位の断面研磨を繰り返すことができます。
プレート断面ホルダ
20mm角、厚さ5mmまでの試料をクランプできます
プレート断面ホルダで試料を直接保持します

研磨レシピの紹介

目的:研磨条痕の削減
研磨紙:耐水#1200
研磨材:水道水
研磨SPEED:100rpm
荷重:100g
研磨時間:2分

目的:仕上げ
研磨紙:ダイヤモンドフィルム
研磨材:水道水
研磨SPEED:100rpm
荷重:100g
研磨時間:2分
※クラックが発生しています。このクラックは、基板から切り出す際の機械的ストレスで発生したものです。

使用機能

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試料研磨サービスの紹介

お客様の材料や製品の、品質改善や製品開発をサポートする「試料研磨サービス」を行なっています。試料研磨・観察・測定・元素分析を弊社にお任せいただくことで、他の仕事に専念でき、社内の効率化が図れます。

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