アプリケーション_さびない水と水道水使用による研磨面の違いの紹介

純ALの試料を使い、研磨水として「水道水」、「さびない水」を使用して、研磨面の研磨条痕の観察を行いましたので紹介いたします。まず耐水#800番程度ではあまり違いがみられませんが、耐水#1200を使用した結果、水道水では研磨面が「ひっかいた」ような研磨面になります。ところがさびない水を使用した場合、研磨面には素直な研磨条痕が残ります。今までの実験の中でこの違いは、水道水使用の場合は、研磨面に頑固な「酸化膜」が発生する事により、砥粒サイズが小さくなると研磨紙の威力が落ちてしまうと考えています。さびない水を使用した場合は、硬く頑固な酸化膜が研磨試料の表面を覆わないため、砥粒が小さな研磨紙でも十分研磨面をきちんとした研磨条痕が残ります。研磨試料の中で、特に純アルミの場合に、この現象か発生しやすいことを確認しています。